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2020-12-01 10:36 | カテゴリ:未分類
短文はTwitterのほうでたまにつぶやいてます。
2019-05-24 15:56 | カテゴリ:ぼっち渡仏記2019
■5日目:曇り、雨、晴(天気変わりすぎ) 
5日目といっても帰国日です。帰国便は夜発なので、16時くらいまでは行動できます!
ルーブル美術館でまるっと過ごす予定でした。

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朝のオペラ座前はがらーんとしています。
写真にあるキックスケーターは、この滞在中パリのいたるところで乗っている人、乗り捨てられているスケーターを見ました。おそらくスマホアプリでレンタルして乗れるもののようです。貸自転車のヴェリブと違って決まった置き場所がないので、いつもこんな風でした。
これは歩道での使用はアウトのようで、車道を走っているのをよく見ました。観光客、しかも私のような鈍臭いおばちゃんには絶対無理!

◆ルーブル美術館

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ルーブルには開館時間前から並んで待ってました。さすがにまだ空いてる!

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開館したら直ちに18世紀の工芸品コーナーへ直行です。
写真はルイ16世の弟妹。ルイ16世の父上の幼少時の肖像画もありました。

お目当ての「テッシェンのテーブル」(ブルトゥイユがマリア・テレジアから贈られたテーブル)がルーブルに収蔵されたと聞いていたので、空いていて暇そうな(超失礼)館内スタッフ何人かに聞いてみてもわからずじまいで見つけられず・・・
帰国後にまじめに調べたら、ランスにできたルーブル美術館の別館にあるんだそうで。下調べ甘すぎィィィ!

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心ときめく18世紀コーナーでのんびり鑑賞させていただきました。ほんっと穴場だなここ・・・

そうこうしていたら正午になってしまったので慌てて昼食を食べました。場所は安易ですが美術館地価のフードコート。指差しで簡単に注文できるのがいいw
昼ご飯を食べていたらパリの街並みが名残惜しくなり、もう少しルーブルにいるつもりですが見学を切り上げることにしました。

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よく見ると左のほうにエッフェル塔、正面奥はコンコルド広場です。そういえばコンコルド広場に行くの忘れた・・・

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ガラスのピラミッドを一階から眺めてみました。

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いかにも昔からありそうな路地に心ときめかせ写真を撮る謎の観光客とは私のことですw

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行先は、↑の地下鉄広告で気になっていた貨幣博物館。何度か見かけるたび、ルイ16世が私を呼んでいるような気がしていました(呼んでません)。
実際に行ってみたら貨幣の材質や製造工程などが中心であまり心ときめけなかったんですがw、それなりに楽しめました。フランスの偉人の記念硬貨リストにルイ16世があったので(ルイ15世とかすっ飛ばして、ですよ)買ってみました。お釣りの金額がノートルダム寺院復旧のチャリティーコインと同額だったのでそちらも購入しましたよ。

今回の旅行でも感じましたが、ホントに現金を使うシーンが少ない!コンビニも電車も教会の寄付までカードでOKでしたね。レ・アールの有料トイレはコインのみだったかな?あ、あと一応ホテルに毎朝小銭をチップで置いてたか?
とまぁそのくらいコインの出番はない。紙幣やコインってその国の文化とかが感じられる気がして結構好きだったんですが(ユーロはコインはともかく紙幣にお国柄はないけどね)、今後はどうなるのかな?貨幣博物館でふとそんなことを思いました。

◆サント・マルグリット教会
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革命のさなかタンプル塔に幽閉されたまま亡くなった少年が埋葬された教会です。
後年の調査でこの少年はルイ17世であると判定されました。お墓は未公開と聞いていたもののワンチャンあるか?と期待して行ってみたけどやっぱり非公開だった・・・というか人影が全くなかった。

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いままで、教会では寄付用のコインを備え付けのボックスに入れてろうそくに火をともすシステム?があったのですが、それがなんとカードで決済できるスタイルになっていました。こんなところでもキャッシュレス化か!

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史跡を紹介するプレート。
できれば英語バージョンも欲しいな・・・

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教会界隈の街はパリ中心部から少し離れていますが、のんびりした街並みです。
こういうところ、好きだなー。

・・・とまぁ散歩しながらのんびりしていたらタイムアップ。
行きと同じ空港への直通バスに乗って帰路につきましたとさ。

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ロワシーバスの車内は行きも帰りも日本人率が高かったです。観光地では会わなかったのに不思議なもんだ。

帰りの飛行機は旅の疲れのせいかめでたく爆睡できました。飛行時間の長さが軽減されたようでラッキー(* ´ ▽ ` *)
ソウルでの乗り換えに5時間あるというので、空港で韓国文化体験コーナーとかで楽しもうと思っていたところ・・・空港内にうっかり仮眠スペースを見つけてしまい、ちょっと横になるだけがここでまた爆睡する始末。3日半の歩きまくり生活の疲れと気のゆるみがここにきてどっと出た感じです。

成田に着いたのは午後9時ごろ。
帰国フロアに免税店がオープンしたと聞いていたので、頼まれものの煙草のほかに出国フロアの土産物店に売っていた「白い恋人」をゲットしたる!!と気合十分で臨んだものの、帰国フロアのお店はびっくりするほど小さく、煙草を買うのがやっとでした(涙)


旅行記っぽいものはいったんここで終わりです。
とまあこんな感じで、20年ぶりの一人旅は数々の心残りを残しつつ無事に終えられました。
思ったのは、オタク旅に限っては一人旅って最高ってことですね!
行列に並んでる時と食事以外は孤独をまるで感じませんでしたw

今度は旅行先でのポケモンGoのことやwifiについて備忘録のようなものを書いておこうと思います。
2019-05-18 15:30 | カテゴリ:ぼっち渡仏記2019
■4日目:曇り
ヴェルサイユの街を中心に巡りました。マジで一日中歩いていた・・・

◆宮殿
といいつつ、まずは日本で予約しておいた宮殿のガイド付き見学コースに参加です。国王たちの私室を巡るコースです。今回は英語のツアーが確保できました!その上私が聞き取るのがそこそこ得意な、フランス語訛りがきつい英語のガイドさん。昨日のフランス語があまりにちんぷんかんぷんだった分、かなりラクでした。一瞬自分の英語力が上がったかと勘違いできました(笑)

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狩りの後で会食する部屋

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見学の最後はオペラ劇場にて。王の席は後部中央、2階の桟敷席です

ガイド付き見学コース、参加費が10ユーロでこれだけじっくり説明してくれてホントに良心的。欲を言えばもっと数や種類を増やしてほしいです。昔はデュバリーやらアントワネットやら、私室を見るツアーがもっとあったと記憶しています。修復が進んだらまた見られるといいな。本でじゃなくて本物が見たいので・・・
昼食はこれも日本で予約しておいた宮殿内のレストラン「ORE」でいただきました。
場所によっては宮殿を見ながら食事できるので、ちょっと高くても是非もなし。幸いなことにシャトービューの席に案内してもらい、シンプルながらおいしいランチになりました。

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サーモンにベアルネーズソースを付けていただきます。

◆球戯場
国民議会の創設が宣言された「球戯場の誓い」が行われた場所です!
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オスカルさまもベルばら作中で、この歴史的場面に立ち会い、その直後に若きナポレオンと邂逅してました。

昔は夏季のみ公開だった記憶があり長らく行くことができませんでしたが、2019年現在は通年見学可能になっています。(ただし曜日限定、午後のみ)
しかも見学料金が無料。いきなり気前良くなってます。

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有名なダヴィッドの絵はこの角度から見たものなんでしょうか。
写真でもわかるように客が私だけ。貸し切り万歳。

◆サン・ルイ大聖堂
三部会開催のミサが行われた聖堂。
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午前中まで広場でマルシェが立っていたようです。

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大聖堂前にある、宮廷衣装のレンタルを行う COSTUMES & CHATEAUX というお店です。
この中で扮装写真の撮影が可能とのこと。また年に一度宮殿で開かれる舞踏会に出席する服をレンタルすることもできます。残念ながらこの日は閉店でした・・・

◆馬車ギャラリー
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宮殿の正面にあるギャラリーです。もとは宮殿の厩舎で、現在は宮殿で使用された馬具や馬車の展示と馬術アカデミーがあります。日時によっては馬術ショーも開催されます。
無理くりベルばら味を探すとすれば、半ば黒歴史化した実写版でアンドレは王宮の厩番ってことになってましたね。

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ルイ・シャルルのミニ馬車

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ルイ・ジョゼフのミニ馬車

思いがけず2王子の馬車に遭遇!おそらく小動物などに曳かせていたのでしょうね。
他にはルイ16世の弟王たちの馬車、宮殿の庭園で使用されたソリなどもありました。


◆ランビネ美術館
ヴェルサイユの閑静な住宅街の中にある美術館。18世紀の工芸品が多く収められています。
受付でいきなり「日本人ですか?」と流暢な日本語で聞かれてびっくりです。えっ私フランス人ですけど・・・というホラを吹く隙さえなかったね。(てかなんで日本人て分かるん?)
受付のお兄さんは大学で日本語を勉強して今夏来日予定とのこと。こんだけ喋れれば心配いらないよ、日本旅行楽しんでねと伝えました。

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外装も内装も18世紀で幸せ~。

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サン・ジュストはやっぱりイケメン

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お互いに仲良くもないけど、とりあえず有名人を三人並べて書いてみましたという絵葉書みたいな絵。こういう適当な感じが好きw

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適当すぎる絵皿のデザイン。
たぶん貴族と僧侶の絵で「不幸が私たちを再び結びつける」という意味の文言が書かれています。
書かれている言葉と絵の緩さのギャップが好き。

◆三部会議場跡
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三部会が開催された他店のは、現在学校として使用中。

◆デュ・バリー邸跡
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現在は警察の建物の一部のようです。

<心残り>
ルイ16世の妹マダム・エリザベートの城館と庭園が開放されていると現地で知ったものの、ちょっと徒歩では遠い場所にあるので今回は見送り!



2019-05-14 04:00 | カテゴリ:未分類
elilin1789

トルコ至宝展のチケットもらったので行ってきました。チューリップ=オランダ、みたいに勝手に思ってましたが原産は中東から中央アジアのあたりで、オスマン帝国では神聖な花として珍重され様々な工芸品に用いられました。大航海時代オンラインのお陰で武具や工芸品の前知識が少しあってよかったw https://t.co/Qmim99kJig
05-13 09:37

2019-05-12 07:30 | カテゴリ:ぼっち渡仏記2019
■3日目:曇り時々晴れ
丸一日ベルサイユに費やします!

◆ベルサイユ宮殿
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真ん中の警備員さんのテントがが富士山に見えてしょうがない。

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朝9時に行ったらすでにこれ。夏ほどじゃあないですが十分に混んでます。ミュージアムパスを持ってても、チケットなしの列よりはマシですが並びます。これはセキュリティチェックなどのせいもあると思います。
通常よりちょい高めの日時指定チケットの列は結構短かったので、限られた時間しかない人はこういうのを使うといいかも。

今回はこれに並ぶくことなく、あらかじめ日本でネット予約しておいたベルサイユ宮殿のガイド付き見学ツアーに参加しました。
日によってツアーの内容が異なり、私の滞在期間中は選べるツアーの種類がかなり限られて残念でした。
私が参加したのは、「ルイ15世の娘たちの居室」を見学するコースでした。しかも仏語オンリー。大丈夫か私。(他に選択肢がなかった)

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ベルばらの初期に登場するアデライード、ヴィクトワール、ソフィーなどのおばさま方の居室をめぐります。ベルサイユ宮殿の公式アプリは仏語と英語バージョンがあり、英語のほうが少々ましなので私はこれを見ながら見学についていきました。といってもガイドさんがしゃべる情報量のほうがはるかに多いです。仏語が分かんないのはかなりツラい。

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こういうところを歩けるだけで幸せ^^

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見学後は一般見学コースに合流可能。やっぱり混んでいる・・・

企画展示はルイ15世妃マリー・レクザンスカでした。ルイ16世の祖母にあたる人です。
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王位を追われたポーランド国王を父に持ち、フランスの地方で慎ましく暮らしていた彼女は様々な偶然や政治的事情によって7歳年下のルイ15世の妃となりました。「身分違いの結婚」と揶揄されながらも当初の夫婦仲は良く、ルイ16世の父にあたる王太子ルイ・フェルディナンを含め、10年間で10人の子供を産みました。さすがにドクター・ストップがかかったらしいです。
信心深い性格は王太子、その息子であるルイ16世に受け継がれていきます。
頑張って出産を繰り返した割に後継者になれる男子は王太子のみ(もう一人は夭折)、その王太子も王になる前に死亡してしまったのは残念としか言えません。

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マリー・レクザンスカが生んだ子供たちの肖像画が並びます。前述のおばさま方が若く美しいころを拝むことができます。

◆プチ・トリアノン
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昼食後に庭園内を走るミニ列車に乗ってプチ・トリアノンに到着したらまた雲行きが怪しくなってまいりました。

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ヴィジェ=ルブラン画のアントワネットさまに拝謁して(笑)、見学開始です。ここは新しく修復されたものはほとんどなく(たぶん)、前回訪れた時と変わりありません。なのについつい来てしまうのは、ここに流れるゆったりとした空気のせいかもしれません。

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城館を出ると天気はすっかり良くなり、のどかな雰囲気で庭園を散策することができました。建物が修復されてどんどんきれいになっています。近い未来、中に入れるようになったらうれしいです。

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建物の裏側までバッチリきれいになっています。

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水車小屋がラブリーすぎます。

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愛の神殿はいつ来ても麗しいです。

帰りのミニ電車が3本くらい続けて満員で乗車できず一時騒然としましたが、一人の身軽さで隙間に何とか乗ることができ、宮殿に帰還することができました。4人くらいで来るならちょっとお高いですが電動カートを借りたほうがいいなぁと思いました。
レンタル自転車がもっと宮殿寄りにあればいいのに!