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2010-07-14 20:55 | カテゴリ:子連れ渡仏計画2010
ジャンル:旅行 テーマ:子連れ旅行
第7日:3月25日(木)
曇り時々雨

いよいよ帰国です。
パリも私達との別れに泣いているのね(←おめでたい)。私も悲しいわ。
やり残したことが多すぎて、後ろ髪を引かれる思いです。
いやいや、できたことも多かったので、達成感7割かな・・・


朝にホテルを発ったのですが、朝の通勤ラッシュにつかまってしまいました!
車線があるんだかないんだかわからないうえに、路上駐車がデフォルトのパリの道路。
そこで冷や汗ものの車線変更とか、タクシーはスリルが多すぎますw
パリの市内で車の運転ができれば、世界のどこでだって運転できそう・・・。

渋滞にはまっている間は、パリの街並みを必死で目に焼き付けておりました。
ムーラン・ルージュもおかげで車窓からじっくり見られました。

空港に着くと、これまた大混雑。どこに行っても長蛇の列~
出国手続きは、クツまで脱いでセキュリティチェックを受けました。成田より厳しいです。
早めにチェックインしておいてよかったです。

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免税品には興味ないので、ひたすらターミナルをうろうろして時間をつぶします。
そして、いよいよ搭乗開始。
ターミナルから実際の飛行機までの間はシャトルバスでの移動でした。
建設中のターミナルを通り過ぎ、なーんにもないような場所まで走ったときはちょっとドキドキでしたが、なんとか飛行機に乗り込むことができました!
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「さようならベルサイユ、さようならパリ、さようならフランスっ!」・・・っと、心の中でオタ語を呟いて搭乗。
きっとまた来るからねー。
帰りの便も、娘はほとんど寝ることはなかったものの、映画を見たりゲームをしたりと楽しんで、これといったトラブルもありませんでした。
無事で何より!

帰国してみたら、寒くて寒くてびっくりでした。
時差ぼけは、親子ともども1週間くらい治らなかったな・・・
春休みなので時差を頑張って直す必要がなかったからか、年のせいなのかはわかりませんw
次回は総括?とかお土産とか書きたいです。
2010-06-09 05:54 | カテゴリ:子連れ渡仏計画2010
ジャンル:旅行 テーマ:子連れ旅行
第6日:3月24日(水)
天気:

翌日は朝から空港に行ってしまうので、パリ滞在は実質的にはきょうが最終日です。
朝イチはルーヴル美術館へ。ホテルから徒歩十分でした。こんなに近いならもっと来ればよかった…
長蛇の列を想像していましたが、偶然にもメインゲートでない入口からすんなり入ることができました(チケット売り場がそばにないから、ミュージアムパス保持者しか使えない手段かも)。

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建物でかすぎ。1日で見たいものを全部見るのは不可能!

ミイラ好き(おいおい)の娘のために、まずは古代エジプトのコーナーに直行。が、ミイラが置いてあると思しき部屋がクローズしとるΣ( ̄□ ̄;)
ルーヴルにはよくあることとはいえ、残念!
代わりにマスタバ(ピラミッドができる以前の貴人の墓)があったので、中に入ってみましたよ~。


そして18世紀の工芸品部門までクローズ・・・
しかたがないので、ナポレオンの戴冠式やらサモトラケのニケやらモナリザやら、有名どころの絵を娘に見せることにしました。

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モナ・リザは、絵の周りの柵から遠巻きにしか見られません。
柵の前は人の流れが止まったままなので(係員は誘導なんかしない)、斜めからご尊顔を拝し奉りましたw

途中で通りかかった部屋が、17世紀のルーヴル宮殿(たぶん)を思わせる内装で、人形劇で娘にはお馴染みのルイ13世とアンヌ王妃の肖像画が見られてラッキーでした。

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アンヌ・ドートリッシュの頭文字(だよね?)の紋章。

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ルイ13世の肖像画。古代エジプトの座像との組み合わせがシュールです。

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これ、被り物はエジプトなのに顔は思いっきりヨーロッパ風。コスプレ?

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名作を使った館内の注意表示がかわいい

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美術館の地下にある中世の要塞跡。


昼食はルーヴル地下のフードコートに行ってみました。
最後の日まで実行できなかったファストフードのお子様メニューを注文する(そしておまけゲット)という野望を果たすために、マックです。
お店の前にタッチパネル式の端末があって、希望のメニューを注文&カードで支払いできるという優れものです。
さっそく試してみるも、カード支払いの時点でリジェクトされてしまい、断念。普段通り店頭での購入になりました。
ついでに子供用メニューも在庫がないとかで注文不可。今日、呪われてる?w

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自動注文機。言葉が不自由でも頼めるスグレモノ。…ただし稼動していない


昼食後はホテルに戻って一休みです。
そしてギャルリー・ラファイエットへ!
徒歩圏内なのに今回初めて行きました(汗)。
子供の服とおもちゃのフロアは、びっくりするお値段のものからお手頃価格まで、品ぞろえが豊富でした!
もちろん私は後者のものを購入w

建物の隣にあったH&Mにも行ってみました。
激安すぎてありがたいくらいですが、小学校に着せていくには少々デザインが・・・。
ラメラメのジャケットとか、娘は欲しがったけどねw
結局は無難そうなデザインを厳選して買いましたとさ。


その後、カルナヴァレ博物館に行ってみました。
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常設展示のチケを買おうと窓口に行ったら、常設展示はタダですよ、とのこと。
歴史好きには宝の山のようなここが入場無料だなんて、気前がよすぎるぜフランス!
(いつも無料かは確認してませんので、行ってみたら料金かかっても怒らないでね)
この日のいくつかの不運も吹っ飛ぶ思いでした。

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館内のだまし絵。

フランス革命コーナーには、タンプル塔から外をうかがい見るルイ16世の絵が新たに飾られていました。
夫が言うには、この絵は今まで個人蔵だったそーです。
寄贈されたのか委託されたのかわかりませんが、間近で展示物を見られるようになって嬉しかったです。


思う存分歩きまわったら疲れてしまい夕食を考えるのもおっくうになったので(最後の夜なのに…)、以前行った場所で夕食となりました。
ホテルに戻ったら、戦争のような荷造りが待っているので、体力をつけなくてはなりません
2010-05-06 11:44 | カテゴリ:子連れ渡仏計画2010
ジャンル:旅行 テーマ:子連れ旅行
第5日:3月23日(火)

いよいよヴェルサイユ詣でです!
いつもならここで一泊して丸2日は滞在して満喫するところですが、子連れゆえの思わぬトラブルに対応するため(トイレとか、飽きて騒ぐとか・・・今まではいい子でしたがまだまだ油断ならない6歳児なので)、ガイド付きの見学コースは今回はパスです。(マニア的にはこっちの方がおもしろいんだけど)

ということで、宮殿の一般見学コースと、プチ・トリアノンを見学する日帰りコースになりました。
次回こそは!

8年ぶりのヴェルサイユ宮殿は、TV等で見た通りずいぶん変わっていました。


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18世紀当時のような金の門が新たに再現されていて、ルイ14世の騎馬像はお引っ越しです。
(アニメ版ベルばらで宮殿にはルイ14世騎馬像が描かれていますが、これは厳密には間違い)


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そして、セキュリティゲートが新しく建てられた外付けの建物に設けられました。

混雑回避のために前もって買ってあったミュージアムパスを使えば、並ばないで入れるぜ、ふふん!
と勇んで入口に行ってみると・・・何だか様子がおかしい。
警備員さんは「きょうは宮殿は休み」と言うではありませんか!
ががががーん!
(ちなみに、家族の中に、原因を聞けるような語学力の持ち主はいませんw)

かろうじて庭は開いてるとのことで、観光客の波は続々と庭園に流れていきます。
私たち一家も、せめて庭だけでも見て帰ろうか、と重い足取りで庭に向かいました。
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広大すぎる庭園を歩くのもしんどいし落ち込んで足取りも重いので、出発スタンバイしていたミニ電車に乗ってみることにしました。
プチ・トリアノンは休みではないものの、開くのは12時です。
宮殿が無理なら、こっちだけでもなんとしても見たい・・・!
ということで、大運河前のレストランで昼食をとったり庭を散歩しつつ12時まで待つことにしました。

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カレー風味のチキンとご飯はここの定番(だと思う)。

ようやく辿りついたプチ・トリアノンもこれまた、ずいぶん変わっていました。
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時計で有名なブレゲ社の協賛(?)で、修復工事が進められています。
いままでチケット売り場や入り口カウンターがあった場所も、18世紀当時のように戻されていて見学することができました。

8年前と比べて、ビリヤード室、台所、タッチパネルを操作して、プチ・トリアノンに関する映像を見ることができる部屋も新たに設けられていました。
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ビリヤード室~

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暗くてボケボケだけど、ここでタッチパネルを操作できます。

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礼拝堂も見学可能です。

そしてプチ・トリアノンの庭園を散策しました。
田舎家などは、内装は未修復ですが外観は以前と変わらず美しいです。スイセンなんかも咲いていて、散策にはうってつけの天気でした。

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愛の神殿

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田舎家

プチ・トリアノンに大満足して宮殿に戻ってみると、宮殿が見学可能になっていました。うれしー!

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宮殿はいつもの通り盛況でしたが、宮殿に入れたうれしさでそんなの気になりません!
娘は、ここで実際に人間が暮らしていたとは信じられない様子でした。
私も信じられない(笑)

渡仏のメインイベント(?)であるベルサイユ詣でも、色々ありましたが無事終わりました。
翌日は実質的な最終日です。早っ!
2010-04-20 10:52 | カテゴリ:子連れ渡仏計画2010
ジャンル:旅行 テーマ:子連れ旅行
第4日:3月22日(月)

■午前
娘は大体7時ごろ起床。やっとパリ時間に慣れてきたか?
晴れていますが、朝はちょっと寒いです。

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朝のオペラ座。出勤時間のせいか速足の人々や車で混んでいます。

朝一番に、シテ島へ行ってみました。
(ガイドブックによると)花市が開かれているはずなのに、お店は全部閉まっていましたorz

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コンシェルジュリ。今回はビビリな娘がいるので外から見るだけ

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かなり逆光なノートルダム寺院正面。
ということは、寺院最奥部のステンドグラスは超キレイに見えるということか?
ろうそくを買って、「また来れますように」とお祈りしながらお供え(?)しましたー。

寺院を出てしばらく歩くと、サン・ジャックの塔がありました。

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革命前までは教会だったようですが、いまは塔の部分だけが残されて小公園のようになっています。

さっそく娘の放牧お遊びタイムとなりました。

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遊具は色鮮やかで比較的新しいです。平日だし朝早いから子供がいない・・・。

引き続き徒歩で、パリ市庁舎へ。
革命前はこの前の広場で数々の死公開処刑が行われたようですが、今はその名残を感じさせません。

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市庁舎の前にイートインできるパン屋さんがあったので、ここで休憩しました。
商品がショーウィンドウにあって「必殺・指差し注文」もできるし(笑)、「いかにもパリ」な風情はないかもしれないけれど席もゆったりしているので子供連れには非常に便利です。

タンプル通りを北上して、マレ地区へ。

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中世っぽい(超適当)出窓…とでもいうのでしょうか。一階には普通の洋服屋さんが入っています。
従業員さんはこの中見られるのか、いいなー。

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フランス歴史博物館に行ってみました。
この日はなにか催し物(一般向けでない)が行われるようで、内部はほとんど見られませんでした

またひたすら徒歩で、フォーラム・デ・アールへ向かいました。
H&Mで娘の服(そしてなぜか子供用のお遊びドレスを…)を買い、大型書店FNACへ。
ここで予想外に本を買い込んでしまい、荷物がいっぱいで身動きが取れなくなってしまったので、禁じ手(なのか?)のタクシーを利用してまずはホテルに帰還して、近所のレストランで昼食にしました。

うちの娘が注文する子供用メニューは、ステーク・アッシュとポテトフライのセットが定番です。
ステーク・アッシュは、細かい牛肉(←日本の挽肉とはちょっと違う)をハンバーグのような形にして焼き上げたものです。

■午後
遅めの昼食だったので、昼食が終わると3時という微妙な時間になってしまいました。
時間も中途半端なので、観光スポットに行くのはやめて、先日のプチオフ会で教えてもらったおもちゃ屋さんオンリーのショッピングモールJoueclub」に行ってきました。これまたホテルの近所にあるんですな。良い場所にとまったものだ。えらい、私!(←ただの偶然です)

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おもちゃ屋が入っているとは思えないくらい優雅なアーケードです。
ガイドブックに載っているおもちゃ屋さんは高級感あふれるところが多くて敷居が高く感じられますが、こちらはホントに日本の大型おもちゃ屋さんに置いてあるような商品がメインです。フランスならではのおもちゃももちろんあるので、子供へのお土産を買うにもいいかも。

以下、住所です。
Joueclub
3/5 Boulevard des Italiens
75002 PARIS

娘はここでバービー人形(フランスなのに…)と、現地のCMでも流れていた馬のフィギュアを購入。

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馬の色やたてがみはいろんな色の種類があって(なんと赤まであった)、たてがみを梳かしたりして遊ぶらしいです。
他にも、別種で馬のフィギュアと馬場のおもちゃもあって、フランスの人にとって馬は身近な存在なのかな、と思いました。

夕食はホテルのお部屋でゆでたパスタ。
娘はたらこスパ(←たらこソースは持参)、私と夫はスーパーで買ってきたトマトソースでした。
夕食後、夫はサン・ロック教会で夜に開かれる「ルイ16世追悼コンサート(?)」なるものに参加してきました。
有料で平日の夜8時開催名割に盛況だったとのこと。

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命日でもないのになぜだろう・・・

2010-04-13 12:25 | カテゴリ:子連れ渡仏計画2010
ジャンル:旅行 テーマ:子連れ旅行
第3日:3月21日(日)

絶賛時差ぼけ中の娘は、5時に起きました。
2時間ずつフランス時間に近づいているようなので、明日は7時に起きてくれるでしょう(だといいな)。

◆午前
工芸品目当てにプティ・パレへ。
娘が早朝からエンジンかかりまくりなので、その前に、近場にあるコンコルド広場にお参り?に行くことにしました。
しかし、さ、寒いっ!

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曇ってる上に寒風が吹きすさんでおりますw


それでも開館時間まで間があるので、テュイルリー公園にも行ってみました。
あまりに寒いので暖をとりたいところでしたが、朝早すぎてカフェすら開店していない…
これ以上公園で凍えるのもツライので、プティ・パレに急ぎました。が、そこには驚くべき光景がっ!

長蛇の列です。

この人気っぷりはなに?

しかも、開館時間になっても入れないで列は長くなるばかりです。
列は特別展のチケット保持者と、一般の2つ。少しずつ進むのは前者だけです。なんじゃーこりゃー!
このぐだぐだっぷりの原因を尋ねる語学力の持ち主は私達の中にはおらず(笑)、帰ろうかと悩みはじめたころ、私達の列もほんの少しずつ進むので、あとちょっと、あとちょっと…と待ち続けてなんと一時間経過Σ( ̄□ ̄;)

寒風の中、娘はよく耐えていました。ありがとう&申し訳ない!
近くにエリゼ宮(大統領官邸)があるからなのか、朝のニュースでしきりにテロリストらしき人物のニュースを流していたからなのか、はたまた特別展「イヴ・サンローラン展」の人出のせいなのかは謎です。
18世紀の工芸品が思ったより少なかったのがショックでしたが、それぞれに素敵な美術品や中庭を楽しみました♪

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中庭も超キレイ

ここの待ち時間で予想以上に時間と体力を消耗したので、オペラ座界隈まで戻ってレストランで昼食→ホテルで一休み・・・。

◆午後
午後になると、雲が晴れて気温がどんどん上がってきました。
気分を変えて、マレ地区にあるヴォージュ広場に行ってみることにしました。
広場には、今まで気にもしていませんでしたが、滑り台や砂場など、子供用の遊具もそろっています。

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パリの砂は色が薄い~。うちの方の砂場は灰色。なんつー違い。
記念に砂を持って帰りたかったけど、いれ物がないので思いとどまりましたw

マレ地区をぶらぶら歩きながらSt.Paul駅へ。
駅前には子供用の乗り物があったので、2ユーロ払って乗せてみました。
回数券まで売られていて、どんだけ乗り物好きなんだよ!と心の中でツッコミ。

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各種乗り物には、ディズニー系のヘタウマな絵が極彩色で描かれております。
乗り物取りの大変さは、日仏共通でしたw

そして帰りにホテル近くのコンビニで夕食&翌朝の朝食を仕入れよう…と思ったら日曜日は休みでしたよ
そうだった、フランスは日曜日にお店が閉まるところが多かったんだorz
というわけで、夕食は近場の日本食屋さんでなぜかトンカツを一枚テイクアウトして、日本から持ってきたうどんと一緒に食べることになりました。
外国の日本食だから期待してなかったけど、トンカツ、めっちゃ固っ!!
買うの一枚にしておいてよかったw