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The Queen 〜クイーン


 クィーン<スペシャルエディション> / ヘレン・ミレン

以前有楽町に行ったときに映画館の前にえっらい行列が出来てて、なんじゃこりゃ!と思ったのがこの映画でした。
ダイアナ元皇太子妃の死から葬儀までの約一週間を、ウィンザー家と首相になったばかりのブレア、そして彼らを取り巻く人々を描いたドラマでした。

いや、すんごい面白かったですよ!
現代に実際に生きる人々、しかも王家の人々を映画にするなんてさすが本場イギリス!勇気あるなあと思ったら、過去に「ダイアナ妃の真実」というそっくりさんドラマをやってました。
今回もキャストがそれぞれ本物に似ていたので、今回も単なるそっくりさんドラマなのか?と思ったところ、大間違い。
エリザベス女王の気高さや葛藤する様子、ブレアの心情の変化など、ぐっと引き込まれてしまいました。

ダイアナの生前は散々噂話のネタにしていた国民が、彼女のが悲劇の死を遂げると一転して嘆き悲しむ。弔意を表さない女王に対して非難の矛先を向ける。
この流されやすい国民を統治しながらも、国民の声無くしては地位を保つことができない。
このあたりがエリザベス女王とブレアの共通点ではないでしょうか。
だからブレアも、首相としての地歩固めにこの騒動を利用しようとするブレーンらに従っていたものの、次第に女王の孤独や葛藤を慮ることができたのかもしれません。誇り高い女王からすると、自分の在位年数より若い首相に気遣われるなんてイヤかもしれませんが、私にはそう見えました。それを心のどこかで認めつつ口には出さないツンデレ(なのか?)ぶりも素敵な女王陛下でした。

そして笑えたのはエジンバラ公。あの空気読めてない、というか浮世離れした感じが似すぎている・・・。
そしてチャールズの後頭部までもが忠実に再現されていたり、クィーン・マザーの自虐ギャグがあったり、イギリス流のお笑いポイントは残酷だけど面白い。あー、大好きだ!


エリザベス2世という人は、彼女自身が非常にドラマチックな人生を歩んでおられます。ドキュメンタリーを見たことがありますが、非常に興味深かったです。
こちらもそっくりさん俳優(笑)を使って映画化すればいいのに・・・

あ、そうそう、昨年御年80歳になった女王陛下の特設サイトがありましたのでアドレス貼ってみます。

Celebrating the Queen's 80th birthday

幼少時から現在までの写真が見られるコーナー(若かりし頃の制服姿に萌え)、女王の御年にちなんだ80のトリビア、女王クイズ、そして女王あての祝賀のメールフォームまでそろったこのサイト、妙に充実していますなぁ。